最近のTEA CLUBの活動について
震災後、多くの介護現場のスタッフからつぎのような声を聞きました。
「現地に行きたいのだけれど、自分の施設のお年寄りのケアに手一杯で現場を離れることができないんです」
「ボランティアができればいいのですが、仕事が忙しくて有給もとれない状態で…」
「現地に行きたいのですが、子どもの面倒をみなければならなくて家を長期間あけることができません」
「人手が足りなくて、月の夜勤を6回も行っています。疲れていて、なかなか…。でも何もできない自分が歯がゆくて」
介護現場で働く心やさしい人たちは、自分が余裕がある状況に置かれていないにもかかわらず、現地に行って手伝えないことに心を痛めていました。
被災地のようすや被災した人々のようすを報道で見聞きし、多くの人がいてもたってもいられない気持ちになったことと思います。
ただ責任ある仕事やさまざまな事情をかかえ、「何かしなくちゃ」と思っても、現地に行くことができない人も大勢います。
僕もほぼ50歳で、最近、腰を痛めたばかり…。
テント泊、車中泊をしての現地でのボランティア活動にはついていけそうにはありません。というよりむしろ、足手まといになってしまいそうな…。
僕は自分が関わっている仕事のなかで、もう少し頑張れることを見つけてやってみることにしました。
僕の仕事で1番大切なのは、お年寄りに笑顔になってもらうこと。
TEA CLUBのメンバーに、少しギアをあげて活動をしないかと声をかけてみました。
みんな2つ返事で「そうしよう」と答えてくれました。
「それぞれ、自分の施設のお年寄りに、今までより笑顔になってもらえるよう頑張ってみよう」
そう言ってくれました。
僕は訪ねた施設で、できるだけお年寄りといっしょにお茶を飲んだり、話したりする時間を持とうと思っています。
もちろん、その施設のスタッフにも手伝っていただいて…。
そうすると、手伝ってくれる各施設のスタッフの力で、お年寄りが笑顔になるんじゃないかと…。
お年寄りが笑顔でいられる時間が、少しでも増えればいいなと思っています。
まずは1年間、続けてみます。
「人が人を思うこと」
それは具体的な手助けやそばにいることだけはないはずです。
思いがあれば人はつながれる。僕はそう思います。
「がんばれ!東北! 僕も少しだけどがんばってみます」
(泉田照雄)




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