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2011年3月 5日

◆エルダー制度を始める事業所のみなさんに 大事な注意点 必ず読んでくださいね その2

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愛媛県松山市のラポールde華夢の和三盆というケーキ。ケーキもおいしかったけど、スタッフの笑顔がすてきでした。

 

 その1からつづく。

 グレードアップケアプログラムのエルダー制度で重要な点は、スタッフの不安をとりのぞくことです。

 そのためには「面談」が大切だという話を、「エルダー制度を始める事業所のみなさんに 大事な注意点 必ず読んでくださいね その1」でしました。

 では、どうして僕がOJTチェック表より、面談の方が重要と思っているのでしょうか?

 「その1」とは違った観点から説明します。

 新人スタッフが200項目を超すようなOJTチェック表を見せられたらどのように感じるでしょうか? 想像してみてください。

 やらなくてはいけないことがたくさんあって大変だな、大丈夫かな、と感じる人が多いのではないでしょうか?

 チェックされるのか、いやだな? 管理的だな…と思う人もいるかもしれません。

 OJTチェック表は、新人にとっては、どうしても自分たちが管理される、指導されるツールに見えてしまいます。

 200項目を超すOJTチェック表と話をきいてあげる面談と、どちらが新人の不安をとりのぞいてくれるものでしょうか?

 OJTチェック表で新人の立場に立って話を聞くことができるのか?と考えてみれば、答えはわかります。

 ノーです。OJTのチェック表で新人の立場に立って話を聞くことはできません。

 グレードアップケアプログラムのエルダー制度で重要なのは、面談を通して、新人の立場に立って、新人の話に耳を傾け、不安を取り除いてあげることです。

 この面談を通しての「共感」を支えに、新人は技術を習得していきます。

 「エルダーが気持ちを聞いてくれる」「エルダーに支えられている」という思いが、きびしい介護現場で新人が離職せずに仕事を続けるエネルギーとなると、僕は思っています。

 多くの施設がグレードアップケアプログラムのエルダー制で、新人の離職率を0%から数%におさえることができているのは、このおかげなのです。

 人と人とがコミュニケーションをしながら、顔を合わせながら、心をかよわせながら仕事をする介護の現場では、このような仕組みに支えられた新人育成が有効だと思います。

 まずは新人の立場に立って話を聞き、不安をとりのぞく、それが介護現場における新人育成の成功の秘けつです。

(泉田照雄)

 

 

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