沖縄の今帰仁城跡(なきじんぐすく)で、夜桜を見ていると、桜の木からカラス大のコウモリがバサバサと飛び立つのが見えました。
桜の木に近づいていくと、枝があちこちでユサユサと揺れています。
目をこらすと、枝にコウモリがしがみついていて、桜の花を食べていました。
何十匹といました。
フルーツだけを食べるフルーツバットで、オリイオオコウモリと言うのだそうです。
枝から飛び立つときに、シャーとおしっこを飛ばし、カメラマン・ヘンミさんの頭にかけていきました。
地元のタクシー運転手の話では、このオシッコは酸性が強いらしく、車の塗装にかかると色が変色してしまうそうです。
翌日、ヘンミさんの髪の毛がだいぶ抜けていました(ウソです)。
(泉田照雄)
なかなかの表情です。
沖縄本島から飛行機で30分ほど飛んだところにある久米島には、「久米島ウミガメ館」があります。
ウミガメ館というだけあって、ウミガメしかいません。
あとは貝殻の展示だけというなかなかの水族館ですが、寄ってみるととても楽しいです。
アカウミガメ、アオウミガメ、マイタイ(これはカクテルの名前ですね)、タイマイの区別がわかるような展示になっていますが、このカメはなんだったっけなぁ。
というようなことになっても、カメを見てるとなごみます。
カメの種類はわからなくなってしまいましたが、ウミガメがビニールや釣り針を飲み込んで死んでしまう写真を見ていると、答えは出ないけれど自然と人間の関係について考えてしまいます。
久米島ウミガメ館スタッフ日記はこちらから。カメの種類もこちらで調べてね。
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(泉田照雄)
ヤギに何回か頭突きをされたことがある。
最初はどこかの河原だった。場所はよく思い出せない。
草が腰のあたりまで生えていて、僕はその草をかき分けるようにして歩いていた。
なんでそんな草深い河原を歩いていたのかはわからない。釣りを始める前だったから、釣りをするために河原を歩いていたわけではない。まあ、とにかく歩いていた。
草の背丈から想像すると、たぶん春だったんじゃないだろうか。遅い春だ。
突然、草の中からヤギが出てきて、まっすぐにゆっくりとたしかな足取りで僕の方へ向かって進んできた。
僕は腰をかがめ、「おうおう、やぎじゃないか、かわいいね」みたいな感じでヤギの頭をなでようとした。
ヤギは僕の手をすり抜け、お腹あたりにたしかな足取りで頭突きを入れた。
ヤギの頭突きはたしかな足取りでされることが多い。決して走ったりしない。僕はヤギの生態についてはまったくしらないが、たぶん、9割方のヤギはたしかな足取りで頭突きをするのではないだろうか。
多くのヤギが頭突きをするということを知ったのは、その何年もあとのことだ。
以来、僕はヤギにはむやみに近づかないようにしている。
それでも、頭突きをされちゃうことがあるんだよね、ハハハ。
去年も鹿児島の指宿で、ヤギに頭突きをされた。
もちろん、たしかな足取りだった。
(泉田照雄)
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