
カレー用のスプーンですね。実際にある施設で使っていたものです。
食事をすくう部分が深くえぐれています。となりに写っているのは蛍光マーカーペン。
真横から見るとこんな感じ。食事をすくう中心部分が深いですよね。
先日、ある特別養護老人ホームで久しぶりに大きなスプーンを見ました。
上の写真は、その特別養護老人ホームで実際に使っていたものです。(僕たちがカレーを食べる時に使うようなスプーンです。)
高齢者ケア研究会の施設の多くでは、上の写真のようなスプーンを使っていません。
介助なしで一人でパクパク食べられ、飲み込みのいい人は別ですが、食事に介助が必要な方には、写真のような大きなスプーンは使いません。
スプーン選びのポイントは、
1 写真のものより、一回り小さいもの。
2 食事をすくう中心部分が、深くえぐれていなくて平らなこと。
3 飲み込みが難しい方、覚醒の悪い方等は、その人に合わせた介助用のスプーンを使うこと。
です。
介助用のスプーンについては、関連記事を読んでくださいね。
写真のスプーンを使っていた施設のスタッフはこのようなことを言っていました。
「大きなスプーンですが、たくさんよそわないように注意しています。飲み込みの悪い人は、スプーンの先にちょっと食事をのせるような感じで介助しています。」
もし、それで問題ないと思っている人は、たぶん、自分でやってみたことがないのではないでしょうか?
ぜひ自分で一度試してみてください。
関連記事にある介助用のスプーンで食べるのと、写真のような大きなスプーンの先によそって食べるので、どちらが食べやすいか…。
自分でやってみるとよくわかります。
僕たちは何度も試しました。
驚くほど違います。
「大きなスプーンは食べづらいっ!!!」
大きなスプーンをやめることはよい食事ケアの第一歩です。
(泉田照雄)
※関連記事
◆食事介助用のスプーンの選び方 いずみの園の場合 その1
◆食事介助用のスプーンの選び方 いずみの園の場合 その2
◆食事介助用のスプーンのすくう部分での食事ののせ方 いずみの園の場合 その1
◆食事介助用のスプーンのすくう部分での食事ののせ方 いずみの園の場合 その2
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