2017年6月22日

◆ほぼ毎週木曜日掲載 今週の本&DVD 『ニャアアアン!』 鴻池剛 KADOKAWA

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『ニャアアアン!』 鴻池剛 KADOKAWA

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 2巻まで出ていて、累計50万部を突破しているそうです。

 あまりにも殴り書きっぽい表紙からは、面白いのかどうか判断ができないのですが、とっても笑えます。

 50万部売れるのは納得できます。

 深夜にビレッジヴァンガードで買いました。

 夜遅くなると、本屋はヴィレッジヴァンガードしか空いていないのです。

 猫のリアルすぎる「あるある」です。

 猫が嘔吐することを、このマンガで知りました。

(泉田照雄)

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◆ほぼ毎週水曜日掲載 今週の本&DVD  『いとしのムーコ8』 みずしな孝之 講談社

2017年6月21日

◆毎週水曜日連載『全国高齢者ケア研究会先進事例レポート 認知症ケース 第34回 貧血から怒りっぽく、攻撃性がでていた利用者が栄養補助食品で改善したケース(愛媛県東温市 特別養護老人ホーム ガリラヤ荘)』

 全国高齢者ケア研究会に参加する各施設では、トータルケアに取り組み、先進的なケアを行っています。
 このブログでは、各施設での実践事例を「全国高齢者ケア研究会先進事例レポート」として紹介しています。
 毎週水曜日掲載です。
 今回は愛媛県東温市の特別養護老人ホームガリラヤ荘からのレポートです。
 攻撃性が出ていた方に鉄分の多い栄養補助食品を提供し、貧血が改善することで、攻撃性が減少した方の報告です。
 ケース検討は、基本的にICF(国際生活機能分類、International Classification of Functioning, Disability and Health)の考え方をベースに、BPSD治療アルゴリズム(「かかりつけ医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン第2版」所収)に沿って行っています。
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◆基本情報
氏名 34
年齢 88
性別 男性
要介護度 要介護5
身長 165cm
体重 54.2kg

◆既往歴 左大腿部頚部骨折
                軽度腎機能障害

◆現病歴 アルツハイマー型認知症
               
高血圧

◆服薬状況
マグミット330mg (下剤)
 ツムラ抑肝散エキス顆粒(神経の興奮を鎮める)
ブロプレス錠4mg(降圧剤)
クロピドグレル錠25mg(抗血小板剤)
アムロジピンOD5mg(降圧剤)
エブランチルカプセル15mg(前立腺肥大)
ベルソムラ錠15mg(睡眠薬)
ルーラン錠4mg(抗精神病薬)
アモバン錠(睡眠導入剤)
ボノテオ錠50mg(骨粗鬆症治療剤)

◆課題
「食べ方が分からない。頭がおかしい、訳が分からない。」と言ったり、怒りっぽくなってきた。

◆経過
・平成265月にガリラヤ荘に入所。
・入所当時は暴力行為、帰宅願望、異食、徘徊、興奮がみられました。
・平成267月に転倒し、左大腿部頚部骨折。入院されました。
・その後も不穏な状態がみられましたが、空腹感への対応や薬の整理を行い、徐々に落ち着いてきていました。
・平成292月ごろよりイライラされることが増え始め、4月ごろからは落ち着かず、怒りっぽくなりました。また、食事を混ぜたり、「食べ方が分からない」という症状が出始めました。


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「0414-ver.23.pdf」をダウンロード

◆BPSDの要因検討
①易怒性について
・元気で怒りっぽいため、貧血の可能性を考えました。
・血液検査データを確認。Fe41μg/dl (基準値60-200)Hb11.4 g/dL(基準値12.4-17.6)、Ht33.8%(基準値36.0-52.0)、赤血球数380*10⁴μl(基準値420-540)。貧血がみられました。
②食べ方が分からないことについて
・認知症(失行・失認)の進行により、食べ始めることができないのではないか、食事を認識することができないのではないか、と考えました。

◆検討したケア内容・実施したケア内容
①に対して
主治医への相談を行いましたが、薬での治療対象ではないため、鉄含有量の多い栄養補助食品(アルギーナ)を提供しました。
②に対して
失認に対して、配膳方法の工夫を行いました。食事をワンプレート方式にて提供。どのような器がよいか検討し、本人が食事を認識しやすいお椀にご飯とおかずを入れて食事をお勧めしました。
また、失行に対して、介助者が横に座り、スプーンの使い方を示して、自力摂取を促しました。

◆結果
①に対して
易怒性が改善され、興奮されることが減り、落ち着いて過ごされる時間が多くなりました。
平成295月(約1か月半後)の血液検査で貧血が少し改善されていました。Fe75μg/dl (基準値60-200)Hb12.0 g/dL(基準値12.4-17.6)、Ht35.2%(基準値36.0-52.0)、赤血球数407*10⁴μl(基準値420-540)。
②に対して
食事を混ぜる行為が減り、以前のようにご自分で全て食べられることも増えてきました。

①②を実施した結果、当初より落ち着いて過ごす時間が増えてきました。まだときどき不穏なことがありますが、今後も継続して、多職種で要因を分析し、少しでも34様が穏やかに過ごしていただけるようなケアを目指していきたいと思います。

(ガリラヤ荘 生活支援部長 二神 靖夫)
次回は628日(水) 北海道 足寄町社会福祉協議会さんです。よろしくお願いします。

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◆認知症カンファレンスシートがV23にバージョンアップしました。ダウンロードしてお使いください。

◆かかりつけ医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン(第2版)が発表されました。

◆毎週水曜日連載『全国高齢者ケア研究会先進事例レポート 認知症ケース 第33回 入院によるリロケーションダメージを改善し在宅生活に戻ることができたケース (北海道鷹栖町 小規模多機能ホーム鷹栖なごみの家)』

2017年6月20日

◆毎月20日掲載 第176回 『高齢者のためのおいしいソフト食』 「鯛のずんだ焼き」 特別養護老人ホーム 鈴鳴荘 大分県国東市

menu

・ ちらし寿司

・ 天ぷらの盛り合わせ、天つゆ

・ 鯛のずんだ焼き

・ もやしの梅肉和え

・ たまご豆腐のすまし汁

・ ビールゼリー

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鯛のずんだ焼き

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‐材料-

鯛          1切(50g)

塩          適量

出し汁       30g

ソフティアG    0.6g

むき枝豆      15g

味噌         4g

砂糖         1.5g

みりん        3g

出し汁       30g

ソフティアG    0.4g


-作り方-

① 鯛は塩をふってから、焼いておく。

② ①の鯛と、だし汁をミキサーにかける。鍋に移して、ソフティアGも一緒に入れて撹拌しながら火にかけ、85℃以上になるまで加熱する。

③ ②をバットの上にラップをしいた上に流し入れ、キャンディ包みのように包み込んで冷やし固める。

④ むき枝豆は茹で、皮を取ってから調味料と一緒にミキサーにかける。鍋に移して、ソフティアGを入れて85℃以上になるまで撹拌しながら加熱して、バットに流し入れる。

⑤ 固まった③を魚のフィレ状に削ぎ切りして、④をつぶしながら上にのせ、お皿に盛り付ける。

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鯛のずんだ焼き                                           普通食


ワンポイント

滑らかなペーストにするため、むき枝豆の皮を取ってしまう事と、魚に枝豆をのせる時はソフティアSを軽く振ってのせることで滑り落ちるのを防ぐことが出来ます。



特別養護老人ホーム 鈴鳴荘   栄養課  榎田 真弓

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◆毎月20日掲載 第175回 『高齢者のためのおいしいソフト食』 「初挑戦のかき揚げです」 特別養護老人ホーム 鈴鳴荘 大分県国東市

2017年6月19日

◆毎週月曜日連載『ハピネスオブライフ~暮らしの楽しみを求めて~』第203回 手作りのおもてなし 特別養護老人ホーム美瑛慈光園 北海道美瑛町

全国高齢者ケア研究会では、「ハピネス オブ ライフ(HOLHappiness of life)」をケアの目的の一つとして提案しています。

利用者の笑顔のある暮らし、喜びを感じられる毎日を「積極的に」つくりだすケアのことです。

入居者の痛みや苦しみを和らげ穏やかに暮らしていただくことを目指す「平穏ケア」と「ハピネス オブ ライフ(HOLHappiness of life)」が、ケアの目的だと考えています。

毎週月曜日に全国高齢者ケア研究会のメンバーで行われている「ハピネス オブ ライフ(HOLHappiness of life)」の取り組みを紹介していきます。

各施設は「ハピネス オブ ライフ(HOLHappiness of life)」を目標に、お年寄りが「穏やかで、そして笑顔で」暮らしていただけるよう取り組んでいます。

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 5月1日にユニット型特養を開設しました。

 新しい施設はどこも立派です。一般的にはお金をかければかけるほどすばらしい建物ができますが、残念ながらわれわれにはそれほどのお金が・・・。

 でも、真っ白な建物にはしたくない、どこを見ても同じにはしたくない、温かみを感じられる場所にしたい、ほっとしていただける場所にしたい、また来たい、ここなら入居したい、ここで働きたい、そんなふうに思っていただきたい!

 そこで職員手作りで、温かみのあるもの、喜んでいただけるものを作ることとなりました。

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 廊下を照らすあかりに一工夫。和紙にちぎり絵のように色紙を貼り付けてみました。

 四季を感じていただけるよう、各季節の花や葉を使い、8種類。

 開設まであと1週間。あれこれ決めなければならないことが山積みのなか、一生懸命作ってくれました。

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 廊下を暖かく照らしてくれています。

 次に手作りしたものがこれ。

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明り取りのスペースに坪庭を作りました。

いただいた灯篭とカエルの置物、美瑛川から拾ってきた石。

白い石はホームセンターで買ってきました。

なかなか立派ですよね。

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これからも、お金は無くても、知恵と工夫と熱意で喜んでいたただこうと思います!

次回は6月26日 北海道の網走レインボーハイツさんです。

よろしくお願いいたします。

 (特別養護老人ホーム美瑛慈光園 施設長 安藤挙利)

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◆毎週月曜日掲載『ハピネスオブライフ~暮らしの楽しさを求めて~』第202回「おかげさまで10周年」(東京都足立区 特別養護老人ホーム 千住桜花苑)

2017年6月17日

◆伴走型ケアマネジメント「活き活きはぴねすプラン」の取り組み~お年寄りの笑顔が介護の原点~

平成25年度から、社会福祉法人さつき会の居宅介護支援事業所では、ケアマネジャーがより利用者の近くに寄り添いながら「活きる」(元気)を創るためのマネジメントと支援を行っています。

別名「活き活きはぴねすプラン」です。

ケアマネジャーが担当者の、元気と笑顔が見られるためのプランを立てて、ケアマネジャー自身が支援者となり、積極的に外出支援を行っています。

どこに行きたいか、誰と会いたいか、何を見たいか、誰と行くか等々、一つひとつ聞きながら、できるだけ利用者の希望に添った計画を立て、一人ひとりの願いに応えています。

今日はNさんの「活き活きはぴねすプラン」を紹介します。

Nさん(90歳・要介護1)は外出やイベントが大好きで、毎月デイサービスのカレンダーを楽しみにされています。

Nさんは5月に開設した「サービス付き高齢者向け住宅ぬくもりの家たかほ」の近所に住んでおり、地域交流スペースあえーるで地域食堂が開催していることを伝えると、「あら、近くだから行ってみたいわっ。500円なら安いね~」とのことでした。

6月15日、迎えに行くと、オシャレをして万全の準備で待っていて下さいました。

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本日の地域食堂「カフェ ぺこぺこ」のメニューです!

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ワンデイシェフの梅澤さん親子とさつき会のスタッフ。

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ヘルパーステーションの米澤主任に「あら、会えると思わなかったわ~」と笑顔!

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理学療法士の大矢先生には「会いたかったよ~」と笑顔!

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地域の方には「ここに来たらあえるんだね~」と笑顔!
ごはんも完食、食後のコーヒーも美味しく頂き大満足のご様子でした。

少しの支援で、何気ない日常がこんなにも豊かになるということをNさんに教えて頂きました。これからも、「地域の暮らし」をさまざまな視点で捉え、ご利用者の可能性を信じ、ケアマネジャーとして自分に今、何ができるのかをよく考え行動していきたいです。
Nさん、またオシャレして出かけましょうね!

鷹栖町介護センターさつき苑 主任介護支援専門員 佐々木 恵子

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◆伴走型ケアマネジメント「活き活きはぴねすプラン」の取り組み~お年寄りの笑顔が介護の原点~

◆利用者の状態を把握したケアマネジャーになるために、小規模多機能居宅介護のケアマネジメントに地域包括ケア型ケアマネジメントのモデルがある 12月2日の「第4回地域包括ケア研究会in鷹栖」を終えて その4

2017年6月14日

毎週水曜日連載『全国高齢者ケア研究会先進事例レポート 認知症ケース 第33回 入院によるリロケーションダメージを改善し在宅生活に戻ることができたケース  (北海道鷹栖町 小規模多機能ホーム鷹栖なごみの家)』

全国高齢者ケア研究会に参加する各施設では、トータルケアに取り組み、先進的なケアを行っています。

このブログでは、各施設での実践事例を「全国高齢者ケア研究会先進事例レポート 認知症ケース」として紹介しています。

毎週水曜日掲載です。

今回は北海道鷹栖町 小規模多機能ホーム鷹栖なごみの家からのレポートです。

入院によるリロケーションダメージを改善し、在宅生活に復帰することができたケースについての報告です。

ケース検討は、基本的にICF(国際生活機能分類、International Classification of Functioning, Disability and Health)の考え方をベースに、BPSD治療アルゴリズム(「かかりつけ医のためのBPSDに対する向精神薬使用ガイドライン第2版」所収)に沿って行っています。
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◆基本情報 
 氏名 
33
 年齢 84
 性別 女性
 要介護度 要介護3
 身長 155.5cm
 体重 60.0kg 既往歴 脳梗塞 変形性膝関節症 認知症 脳出血

 現病歴 認知症

服薬状況 メチコバール錠500(ビタミンB1213

         アルファカルシドールカプセル(骨粗鬆症)11

レミニールOD4mg(認知症改善薬)12

抑肝散(神経の高かぶりを静める)13

プレタールOD50(血栓予防薬)12

ロゼレム(入眠導入剤)11

ロキソプロフェンNa錠60(痛み止め)12

メマリー錠5mg(認知症改善薬)11

ランソプラゾールOD(胃薬)11

ニフェジピンL錠10mg(血管拡張剤)12

◆課題

 1)食事や水分摂取を断る。

2)暴言、暴力、帰宅願望、興奮、介護拒否、外出

 

◆経過

・H2610月より利用開始。(通い週2回、訪問通い日以外毎日)

 

・H289月利用中、頭痛、めまい、ふらつきが見られ受診し、脳出血との診断にて入院となる。

・入院中、興奮状態となり、徘徊や看護師を殴る、蹴るといった行動が見られ体幹抑制を受ける。食事や服薬を強く拒み、点滴も自己抜去されるため、両手にミトン装着。体動が多いときは四肢の抑制も行われる。入院中オムツを使用されるがオムツへの排泄を強く拒まれ導尿される。医師より、現状は環境の変化による影響が大きいが、退院後の独居生活は困難と判断され施設入居を勧められる。しかし、ご家族は本人の状況から施設入居は考えておらず、在宅生活が本当に難しいかを見極めることを強く希望する。

・家族の希望に沿って、退院後、小規模多機能ホームなごみの家での継続的な泊りを試みることとなる。

 

H28107日退院し泊りを開始。筋力低下が著しく座位姿勢が保てない。歩行もできず車いすを使用。食事、水分ともに自力摂取せず、介助も強く拒まれる状況。食事は入院前と同じ常食で、捕食として、プリンやカステラなど好きなものを用意する。生活リズムを整えるため、離床時間を少しずつ延ばし、排泄は必ずトイレ誘導を徹底する。

・退院後2週間で自力歩行可能になる。水分、食事も自力摂取できるようになる。ただし、ムラがあり本人の好まれるものも継続し提供する。排泄も自らトイレに行かれるまでに回復する。退院後4週間目より水分にムラはあるも食事は810割自力摂取できるようになる。

・H28年10月末頃より、帰宅願望が現れる。職員に暴言を吐いたり、物を投げる、時には暴力をふるう行動が見られる。他利用者にも同様の行動をすることが見られ職員が仲裁に入ることも度々見られるようになる。

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認知症カンファレンスシートのダウンロードはこちら↓

「v2333.pdf」をダウンロード


◆BPSDの要因分析

 ➀入院による極度のリロケーションダメージ。

 ②自宅に戻れないことへのストレス。

 

◆検討したケア・実施したケア

 身体的要因よりも、リロケーションダメージという環境要因が原因なのではないかと仮説を立てて、できるだけ本人が落ち着く自宅という環境に戻れることをケアの最優先にしました。

 まずは短時間でも自宅に帰っていただき、落ち着いて過ごすことができれば、その時間を少しずつ長くするというケア計画を立てました。

 

  1)33様の帰宅願望に合わせて、1日数回、一緒に自宅まで歩く。自宅まで行き玄関が閉まっていることを確認すると、興奮はおさまり、事業所まで穏やかに戻って来られる。

 

  2)娘様の協力の元、自宅で過ごす時間を設ける。まず、実際に自宅で過ごすために困ることをリストアップし対応方法を検討する。

 

    ①自宅トイレでの排泄は可能か→トイレで排泄される。

    ②食事の準備はできるか

    →本人が準備するのは難しく、朝食は家族が用意したパン、昼食・夕食は事業所で用意する。

    ③ストーブの心配はないか→本人が触ることはない。

    ④自宅からの外出→近隣住民への情報提供と協力依頼。

 

 自宅に戻られてから通いサービスに来る日は、週34日程度。朝から夕食後までの利用は少なく、夕方に帰られる日が多い。事業所に来ない日は、訪問し、朝は服薬介助と水分提示、昼・夕は事業所の食事をランチボックスに詰めて届け、1時間後に状況確認と合わせ服薬介助を行う。

 自宅に戻られてから暴言、暴力等怒りの感情は軽減し、穏やかに過ごされる日や笑顔が増えました。



 自宅で自由に過ごせることや、好きなものを食べることができ、以前のような生活を少しずつではありますがとり戻すことができてきています。現在も自宅からの外出はありますが、事業所に通って来てくれたり、近所の方や職員が発見し大事には至っていません。


 33様がいつまで自宅で暮らせるか不安もありますが、今後も健康管理と本人の認知症の状態の変化を見逃さず、在宅生活が一日でも長く続けられるようチームで取り組んでいきたいと思います。


(小規模多機能ホーム鷹栖なごみの家 リーダー 松嶋 清二)

次回は、6月21日 愛媛県 ガリラヤ荘さんです。

よろしくお願いいたします。

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毎週水曜日連載『全国高齢者ケア研究会先進事例レポート 認知症ケース 第32回 食後トイレや床で痰の吐出しが見られ、午後から動き出しが多くなる方が改善したケース (北海道網走市 地域密着型介護老人福祉施設 向陽ヶ丘レインボーハイツ)』

◆認知症カンファレンスシートがV23にバージョンアップしました。ダウンロードしてお使いください。

◆かかりつけ医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン(第2版)が発表されました。

2017年6月13日

◆事務所のベランダでライムの花が咲きました。多肉植物も元気です。

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 事務所のベランダで植物を育てています。

 今年はライムの花がたくさん咲きました。

 とてもいい香りがします。

 レモンの島として知られる瀬戸内海の岩城島へ取材で出かけたときに、レモンをふんだんに使ったレモン懐石を食べました。

 食後に出てきたのが、レモンの花を浮かべたレモン紅茶。

 レモンの香りが漂うおいしい紅茶でしたので、ライム紅茶にトレイしてみようかと思っていますが、ライムなのでハーブティーの上に浮かべようと思います。

 ベリー系、オレンジ系に合うような気がしています。

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 ガリラヤ荘からいただいた多肉植物も元気です。

 春になって緑が濃くなってきました。

 そろそろ植え替えにチャレンジしてみようかと思っています。

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(泉田照雄)

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◆レモン海道 青いレモンの島 瀬戸内岩城島の「レモンな生姜サイダー」

2017年6月12日

◆毎週月曜日掲載『ハピネスオブライフ~暮らしの楽しさを求めて~』第202回「おかげさまで10周年」(東京都足立区 特別養護老人ホーム 千住桜花苑)

全国高齢者ケア研究会では、「ハピネス オブ ライフ(HOL=Happiness of life)」をケアの目的の一つとして提案しています。

利用者の笑顔のある暮らし、喜びを感じられる毎日を「積極的に」つくりだすケアのことです。

入居者の痛みや苦しみをやわらげおだやかに暮らしていただくことをめざす「平穏ケア」と「ハピネス オブ ライフ(HOL=Happiness of life)」が、ケアの目的だと考えています。

毎週月曜日に全国高齢者ケア研究会のメンバーで行われている「ハピネス オブ ライフ(HOL=Happiness of life)」の取り組みを紹介していきます。

各施設は「ハピネス オブ ライフ(HOL=Happiness of life)」を目標に、お年寄りが、「穏やかでそして笑顔で」暮らしていただけるよう取り組んでいます。
                                            
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おかげさまで、千住桜花苑が平成29年6月1日に開設10周年を迎え、開設記念祝膳の提供と記念植樹を開催しました。

H2961_004_3 H2961_007_3                 ソフト食も頑張っています。


記念植樹として選んだのは「ハナミズキ」。

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理事長挨拶

花言葉は「永続性」であり、千住桜花苑に関わる全ての方の永続的な幸せを祈念しています。

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平成19年の開設以来のご利用者と職員を囲み植樹を行ないました。

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開設以来の利用者は7名。

入所して10年の歳月が経過した事をお伝えすると、皆さん驚きの表情を見せておられました。

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「20周年には何を植えようかしらね。」と利用者と笑いながら話しをしました。

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これまでの10年を振り返りながら、これからの10年がより良いものとなりますよう頑張ります。

(千住桜花苑 生活相談員 木村輝明)


次回は美瑛慈光園さんです。よろしくおねがいします。


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◆毎週月曜日掲載『ハピネスオブライフ~暮らしの楽しさを求めて~』第201回「週末のたのしみ晩酌」(北海道 鷹栖町 多機能型グループホームなごみの家)

2017年6月10日

毎月10日掲載「熊本県甲佐町特別養護老人ホーム桜の丘のお昼ごはん」 第29回 「高齢者こそ肉を!」 牛丼 ・ にがうりの中華和え ・ フルーツゼリー

梅雨の季節になりました。

梅雨は、体調の変化が起きやすい時です。

食事・睡眠を十分にとり、元気に乗りきりましょう。

今回は「牛丼」がメインのメニューを紹介します。

一般的に「高齢者には魚を」というイメージがありますが、最近は「高齢者こそ肉を!」と話題になっています。

肉には、高齢者に不足しがちなたんぱく質だけでなく、鉄分やほかの栄養素も含まれています。

積極的に肉を摂ることで、低栄養を予防することができます。

桜の丘の入居者は、肉をよく食べられます。

牛丼は、桜の丘の人気メニューです。

ボリュームがあるため、さっぱりとしたメニューを組み合わせました。


<献立>

牛丼

にがうりの中華和え

フルーツゼリー

漬物

冷やし汁


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牛丼

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<材料>  1人分

米           50g

麦           5g

牛肉(こま切れ)   50g

玉ねぎ        50g

砂糖         4g

しょうゆ        6cc

みりん        3cc

だし汁        30cc

紅生姜        5g

あさつき       1g


<作り方>

①米を研ぎ、炊飯器に米、麦、分量の水を入れ炊飯する。

②玉ねぎをスライスする。

③鍋にだし汁と調味料を合わせて、玉ねぎを入れて火にかける。

④煮汁が煮立ったら牛肉を入れ、軽くほぐす。

⑤アクを取りながら、弱火で20分煮る。

⑥器にご飯を盛り④の具をのせ、紅生姜、あさつきを散らす。


肉と同量の玉ねぎを使っているので、玉ねぎのうまみと甘辛味でごはんがすすみます。

肉を軟らかく仕上げるために、弱火で煮込みます。

肉を酵素剤につけ、玉ねぎを繊維を断つように切ると、軟菜食の方にもそのまま提供することができます。

桜の丘では、丼ものやカレーの時は、ごはんに麦を加えます。

麦を加えることで、手軽に食物繊維を摂ることができます。


にがうりの中華和え

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<材料>  1人分

にがうり        40g

人参          3g

卵            5g

(A)しょうゆ      6cc

  砂糖        1g

  酢          4cc

ごま油         2cc


<作り方>

①(A)の調味料を混ぜ合わせ、火にかける。沸騰したら火を止め、冷ましておく。

②にがうりは、薄くスライスしてゆで、水にさらす。
  人参はせん切りにして、塩でもんでおく。(大量調理の場合、ゆでる)
   卵は、炒り卵にする。

③①にごま油を加え、②を和える。


ごま油を使っていますが、さっぱりとした1品です。

にがうりは、スライスした後、塩もみをしてからゆでると、苦みが和らぎます。


フルーツゼリー

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<材料>  1人分

みかん缶     20g

白桃缶       10g

チェリー       1粒

砂糖        10g

アガー       1.2g

水          60cc

<作り方>

①アガーと砂糖をよく混ぜる。

②鍋に水を入れ、①をかき混ぜながら加え、火にかける。

③沸騰したら、火を止める。

④白桃缶は、食べやすい大きさに切る。
   チェリーは、種を取り半分に切る。

⑤型にフルーツを入れ、③を流し、冷蔵庫で冷やし固める。


お好みのフルーツで簡単にできるゼリーです。

アガーは、先に砂糖と混ぜてから水に溶かします。

缶詰のシロップを使うときは、砂糖の量を調整してください。


漬物

桜の丘では漬物を提供する時、食べやすいように隠し包丁を入れたり、写真のように薄皮をむいて、提供しています。


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※実際は、手袋を着用して調理します。

特別養護老人ホーム 桜の丘  管理栄養士 川本里江

※関連記事

毎月10日掲載 「熊本県甲佐町特別養護老人ホーム桜の丘のお昼ごはん」 第28回「初夏の献立」 鶏肉の西京焼き ・ サラダたまねぎのポン酢和え ・ よもぎ万十

2017年6月 8日

◆ほぼ毎週木曜日掲載 今週の本&DVD イズミダのクリアリングツール。 『しろくまカフェ 2』 ヒガアロハ 集英社 

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『しろくまカフェ 2』 ヒガアロハ 集英社 

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『ねことじいちゃん 3』 ねこまき KADOKAWA

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 仕事のあいまによく漫画を読む。

 これがメンタルトレーニングでいう「クリアリング」になることがわかってからは、意図的に読むようにしている。

 頭の中に余白ができて、アイディアが浮かんだり、気持ちがおだやかになったりする。

 動物系のマンガがよく効く。

 手軽に短時間でクリアリングできる。

 『しろくまカフェ』と『ねことじいちゃん』は、イズミダにとってはなくてはならないクリアリングツールだ。

 とくに夜遅くまで仕事をしているときには欠かせない。

 ほっとしますよ。

(泉田照雄)

※関連記事

◆ほぼ毎週水曜日掲載 今週の本&DVD 『ねことじいちゃん』 ねこまき KADOKAWA 

2017年6月 7日

毎週水曜日連載『全国高齢者ケア研究会先進事例レポート 認知症ケース 第32回 食後トイレや床で痰の吐出しが見られ、午後から動き出しが多くなる方が改善したケース (北海道網走市 地域密着型介護老人福祉施設 向陽ヶ丘レインボーハイツ)』

全国高齢者ケア研究会に参加する各施設では、トータルケアに取り組み、先進的なケアを行っています。

このブログでは、各施設での実践事例を「全国高齢者ケア研究会先進事例レポート 認知症ケース」として紹介しています。

毎週水曜日掲載です。

今回は北海道網走市地域密着型介護老人福祉施設向陽ヶ丘レインボーハイツからのレポートです。

食後、トイレや廊下の床に唾の吐出しが多く、午後から動き出しが多くなり落ち着かなくなる状態が改善したケースについての報告です。

ケース検討は、基本的にICF(国際生活機能分類、International Classification of Functioning, Disability and Health)の考え方をベースに、BPSD治療アルゴリズム(「かかりつけ医のためのBPSDに対する向精神薬使用ガイドライン第2版」所収)に沿って行っています。

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◆基本情報

・氏名 32

・年齢 84

・性別 男性

・要介護度 要介護4

・身長 159㎝

・体重 70kg

・既往 アルツハイマー型認知症、前立腺肥大、大腸ポリープ、帯状疱疹 

・服薬   ・メマリー20mg 昼 (抗認知症薬)

      ・チアプリド0.5mg 昼 (抗精神薬) 

      ・クエチアピン細粒 就 (抗精神薬)

      ・タムスロシン 朝 (排尿障害治療薬)

      ・ウブレチド 朝 (コリンエステラーゼ阻害薬*排尿障害治療薬)

      ・アボルブカプセル 朝 (排尿障害治療薬)

      ・セルニルトン 朝・昼・夕 (排尿障害治療薬)

      ・酸化マグネシウム細粒(0.6g) 朝・昼・夕 (緩下剤)

      ・ビオフェルミン(整腸剤)

      ・ゾルビデム10mg 就 (眠剤)   

      ・ベルソムラ20mg 就 (眠剤)


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「K.Rv23.pdf」をダウンロード





◆課題

①食事後半、食後のしゃっくりの症状とトイレや床へ唾の吐き出し行為

②午後(14時頃)からの落ち着きがなくなる行動

◆経過

 平成29年3月15日、他施設ショートステイを利用、在宅より施設入所となる。アルツハイマー型認知症で理解力低下、意思疎通が図れない事も多くあるが身体的には歩行可能で身体的不自由は特にない方です。

 午後から落ち着かなくなり帰宅要求や施設内を歩かれること多く、トイレに行かれた時などに床に唾を吐くことが度々見られていた。

 

◆BPSD(行動障害)の要因分析、検討したケア内容

①食後のしゃっくりの症状とトイレや床へ唾の吐き出し行為

a つばの吐き出し行為について出現時間が特に食事後半や食後に多く見られていることが日々の状況から伺えたため、水に溶けやすい薬などが口腔内に残っていることで口の中に不快感を感じ、唾の吐き出しに繫がっているのるのではないかと仮説をたてました。

b しゃっくりについても食中、後に出ることが多く、既往歴にはないが逆流性食道炎や胃炎などが原因で症状を引き起こしているのではないかと仮説をたてました。

②午後から落ち着かなくなる

午前中は傾眠がちな様子や歩き回ることも少なく座って過ごされていることが比較的多い状況で、毎日14時ごろから帰宅要求や仕事などに出かけると言った言動が見られ、施設内を歩かれること多くなり、トイレに行く回数も増え始める。

a 排便や体調の変化との関連性について要因分析を実施
トイレに行く回数も多くなるため、便秘など排便による便意やお腹の不快感から落ち着かない行動につながっているのではなかいと考えてみました。

b 毎日同じ時間帯に動き出しが見られるため、その時間に何か体調の変化があり行動障害につながっているものはないかと考えてみました。

c 薬の影響によって行動障害が引き起こされていないか、服用している薬の作用、副作用についても考えてみました。

 

実施したケアの内容・結果

①について

・吐き出す唾が泡立っていないか、唾の性状について確認してみますたが、とくに泡だった唾ではありませんでした。

 口腔内の残渣物による影響も考慮し、食後に水分をしっかり飲んでもらうようにし、食後毎回しっかりうがいなど口腔ケアの実施を心掛けるようしました。

 また、唾の吐き出しについて、逆流性食道炎の影響により内容物が食道にあがってきて唾を吐く行動につながっているのではなかと再検討をしました。逆流性食道炎へのアプローチとして調理のスタッフにも説明をし、食事内容を揚げ物など油分が多いものやカレーなどの刺激が強い食べ物がメニューの日には配慮してもらうよう対応を実施しました。

実施後よりしゃっくりの症状は少なくなってきています。唾の吐き出し行為についても入所当初に比べ半分以下になり、症状や行動の軽減につながっています。

②について

・体調の変化から行動障害に繋がっているものはないか排便状況や血圧の変動などについて総合記録シートを確認してみました。
→排便については1~2日おきに排便があり、とくに便秘や便意をもよおし午後からの動きだしにつながっている様子はなかった。

 血圧についても日々の血圧や午前と午後の変動も大きく影響している様子はなかった。その他、体調についての大きな変化などは日々の様子から伺えなかった。

・服用している薬で本人の午後からの動き出しに影響が出ているものはないか薬の作用などについて確認してみました。

→まず、午前中傾眠なことが多いため、夜間服用している眠剤等の効果がきれたことで午後からの動き出しに影響していないか薬の半減期を確認した。

*就寝時服用している薬と半減期の時間は下記の通り。

・クエチアピン細粒 就 (抗精神薬)半減期 3.9間

・ゾルビデム10mg 就 (眠剤) 半減期 2~4時間

・ベルソムラ20mg 就 (眠剤) 半減期 10時間

 朝は毎日5~6時くらいに自ら起床してくることがほとんどで、覚醒状況はよく、朝食事も傾眠する様子はなかった。

午前中の傾眠が見られるのは朝食を食べ終えてから昼食頃までで、薬の半減期と本人の起床時の状況から就寝時に服用している薬は起床時に効果がきれており、傾眠の直接的な原因ではないと考えました。

その他に服用している薬で影響を受けていないか再度検討をしてみました。

  その結果、下記の薬が傾眠につながっている可能性が考えられました。

・タムスロシン →交感神経の抑制

朝のタムスロシンを服用後、交感神経が抑制され副交感神経が優位に働くことで午前中の傾眠につながっている可能性はないかと考えました。

 また、昼食後にメマリーを服用しているため、朝、服用しているタムスロシンがお昼過ぎに徐々に弱まり、午後からは昼食後に服用しているメマリーの効果により交感神経の方が今度は優位になり、午後から活動的になっているのではないかと仮説をたててみました。

 仮説にもとづいて職員間で検討することで深いレベルでの利用者の理解へとつながり、状態を受容することができるようになりました。対応する際にも
職員一人一人がご本人に対して、以前に増して寄り添う気持ちを強く持てるようになりました。

 今後は、昼に服用しているクエチアピンの副作用で神経過敏や落ち着かなくなる影響も考えられるため、本人の状態を見ていきながら、かかりつけの医師とも相談し、クケチアピンの服用について指示をもらうようにしていきたいと考えています。

 ご本人も少しずつ施設の環境に慣れてきたことで入所当初よりも動き出すことや不穏などもなく落ち着いて過ごせるようになってきています。
 
 職員と連携しケース検討することで職員の認知症ケアへの対応や理解につながることを改めて感じました。


(地域密着型介護老人福祉施設 向陽ヶ丘レインボーハイツ 管理者 蒲生 正幸)

次回は、6月14日 北海道鷹栖町なごみの家さんです。

よろしくお願いします。

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※関連記事

◆毎週水曜日連載『全国高齢者ケア研究会先進事例レポート 認知症ケース 第31回 入浴拒否や介護拒否があり、他入居者への暴言で孤立してしまった方が子宮脱が見つかり医療と連携し治療することで穏やかに過ごせるようになったケース (熊本県甲佐町 特別養護老人ホーム桜の丘)』

◆認知症カンファレンスシートがV23にバージョンアップしました。ダウンロードしてお使いください。

◆かかりつけ医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン(第2版)が発表されました。

2017年6月 6日

◆神保町には行列のできる店が多い。焼きそば専門店 みかさ

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 事務所の近所には行列のできる店が多い。

 かつては、半チャンラーメンの元祖さぶちゃん、天ぷらやとんかつのいもや、ラーメン屋の斑鳩、ラーメン二郎神保町店が行列店の代表だった。

 喫茶店さぼうる、餃子のスヰートポーズ、キッチン南海も行列ができる。

 まんてん(カレーライス)、神保町食肉卸センター(内臓系焼肉)、つじ田(つけそば)も行列店だが、最近になって、焼きそば専門店みかさが行列店になった。

 テレビや雑誌で紹介されて行列ができるのだろうけど、ある日、突然に行列店になる。

 みかさもその一つ。

 焼きそばでも食べようかな(イズミダの好物)と出かけてみると、行列ができているのだ。

 近所の焼きそば屋に30分もならんで入る気分にはなれない。

 大雨の日とか台風の日はどこも比較的空いているので、もしも食べたくなったら、そういった日に行くしかない。

 台風の日に焼きそばを食べたくなるものだろうか?

(泉田照雄)

※関連記事

◆淡路島名物 シラス丼 生シラス丼と釜揚げシラス丼

☀︎飛騨高山 古い町並 飛騨牛の握り寿司 こって牛

2017年6月 5日

毎週月曜日掲載『ハピネスオブライフ~暮らしの楽しさを求めて~』第201回「週末のたのしみ晩酌」(北海道 鷹栖町 多機能型グループホームなごみの家)

◆毎週月曜日掲載『ハピネスオブライフ~暮らしの楽しさを求めて~』第201回「週末のたのしみ晩酌」(北海道 鷹栖町 多機能型グループホームなごみの家)

全国高齢者ケア研究会では、「ハピネス オブ ライフ(HOLHappiness of life)」をケアの目的の一つとして提案しています。

利用者の笑顔のある暮らし、喜びを感じられる毎日を「積極的に」つくりだすケアのことです。

入居者の痛みや苦しみを和らげ穏やかに暮らしていただくことを目指す「平穏ケア」と「ハピネス オブ ライフ(HOLHappiness of life)」が、ケアの目的だと考えています。

毎週月曜日に全国高齢者ケア研究会のメンバーで行われている「ハピネス オブ ライフ(HOLHappiness of life)」の取り組みを紹介していきます。

各施設は「ハピネス オブ ライフ(HOLHappiness of life)」を目標に、お年寄りが「穏やかで、そして笑顔で」暮らしていただけるよう取り組んでいます。

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Katakuri
     ~ 北海道で今、満開のかたくりの花 ~

北海道は木々の新芽が輝くような緑色で素敵な季節です。

なごみの家でもこれから少しずつ外に出る機会を増やしていきたいと思っています。

今回ご紹介するのは、週末の晩酌です。

自宅にいるときは毎日、晩酌していたのかな?

仕事が終わった後の一杯は格別!

入居者の方もそうなのでは・・・?と考えました。

ご家族にうかがってみると、毎日飲んでましたよと。

なごみの家でも飲んでいただこうと、「週末の晩酌」を企画してみました。

今は長いこと飲んでないし、体は大丈夫かな? と医師に相談し、お薬の都合でノンアルコールビールにしました。

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夕食時におかずをつまみに飲んでいただきます。注いでくださるのは仲良しのやっぱり女性がいいようです

Bannsyaku
この泡と香りがいいんですよね。

最初はお一人でしたが、今はもうひと方、飲み仲間が増え、一緒に晩酌されています。

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なんだかいつもと違う週末のたのしみです。

今度は美味しいおつまみも用意して、居酒屋「なごみ」も開いてみたいなと思っています。
暮らしの継続を目指し、今後もチームで楽しい時間を沢山作って行きたいと思います。

次回は6月12日 東京都足立区千住桜花苑さんです。

よろしくお願いいたします。

 (なごみの家 管理者 秋保 友美)

※関連記事

◆毎週月曜日掲載『ハピネスオブライフ~暮らしの楽しさを求めて~』第200「あのころの思い出」大分県大分 特別養護老人ホーム 清流苑

2017年6月 2日

◆ほぼ毎週木曜日掲載 今週の本&DVD 『国のない男』 カート・ヴォネガット 中公文庫

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『国のない男』 カート・ヴォネガット 中公文庫

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 カート・ボネガットの遺作となったエッセイ集です。

 ボネガットが80歳前後に書いた文章だと思います。

 ボネガットが80歳前後にどんなことを考えていたのか知りたくて読みました。

 絶望と愛情に大きく揺れる心をユーモアが二つに引き裂かれないように繋ぎ止めているといった感じかなぁ。

 絶望や怒りやペシミズムが大きく見える時もあるけど、なんとか正気を保とうとしている、そんな気がする文章です。

 一つ一つの文章が美しいのとユーモアのセンスがとてすてきです。

 さすがボネガットです。

 イズミダは絶望が書かれている部分よりも愛情が書かれている部分にひかれました。

 「賢い人間になろう。そしてわれわれの命を救い、みんなの命を救ってほしい。誇り高くあってほしい。」116ページ

 「『若者よ、この地球へようこそ』わたしは答えた。『夏は暑く、冬は寒い。地球は丸く、水も人間も豊富だ。ジョー、ここでの寿命はたかだか百年くらいじゃないか。わたしが知っている決まりはたったひとつだ。ジョー、人にやさしくしろ!』」134ページ

 113ページに書かれているハンガリーの医師・イグナーツ・ゼンメルヴァイスのエピソードは興味深かったです。

 今日では常識とされている手を消毒することで細菌感染を予防する消毒法を説いたのですが、ゼンメルヴァイスの地位が医学会で低かったことなどが作用して、全く受けいられられずに不遇のうちに死んだそうです。

 コンピュータの父と呼ばれるアラン・チューリング(チューリングの人生は、ベネディクト・カンバービッチ主演で『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才科学者の秘密』という映画になりました。)も、当時違法だった同性愛で警察に逮捕され大学を追われ数年で自殺しています。

 世の中の最先端を走っている人には、こういうことって多い気がします。

 それと本についてこんなことを言っています。

「現在、われわれの日常のニュースソース、例えば、新聞・TVなどは臆病なうえに無警戒で、ちっともアメリカ国民の役に立っていない。ろくな情報を流していないのだ。実際にいま何が起こっているのかを知ろうと思ったら、頼りになるのは本だけだ。」128ページ

 そうではない部分ももちろんあるけど、その通りだと思います。

(泉田照雄)

※関連記事

◆ほぼ毎週水曜日掲載 今週の本&DVD  『おしゃれと無縁に生きる』 村上龍 幻冬舎 その4 情報の集め方

◆ほぼ毎週水曜日掲載 今週の本&DVD 『おしゃれと無縁に生きる』 村上龍 幻冬舎  その1  全国先端ケア研究会で講師をお願いした若手のみなさんへ 準備9割の大切さ                                                                                                                                                                                                                        

2017年6月 1日

◆新しい記事は下にあります。2017年6月24日、東京で人材確保の取り組みについての情報交換会を開催します。独自の取り組みもそろそろ限界かもしれません。情報交換から何かしら状況改善のヒントをつかめればという思いから開催します。

しばらくこの記事をブログのトップに掲示します。

新しい記事は下にあります。

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 介護現場の人材確保は年々きびしさを増しています。

 今年は一段と難しくなるのではないかと予想しています。

 大卒人材の求人倍率も上昇していますしね。

 全国高齢者ケア研究会に参加している各施設では、以前からさまざまな取り組みを進めています。

 成功した人材確保の取り組みについての情報交換会を2017年6月24日に東京で開催いたします。

 今回、情報交換会を開くのは、全国高齢者ケア研究会としては初めてです。(来年は地域包括ケアの大きなフォーラムを開催しますので行わないと思います。)

 施設がそれぞれに努力を続けていたのですが、いよいよ限界かなぁという強い危機感からの開催です。

 僕の中に日本各地で見聞きした成功事例がたまってきていますので、それをみなさんと共有したいという思いもあります。

 各施設が置かれた地域性はまったく違います。

 東京都市部もあれば、九州の過疎地もあります。

 観光地が地域内にありパート職員の採用がほぼ困難な場所にある施設もあれば、看護学校を運営している施設もあれば、人材育成センターを運営している施設もあります。

 在留フィリピン人のネットワークを活用しているところ、人材派遣会社を積極的に活用しているところ、広告代理店を使って職場PRのビデオや写真集を作ったところ、外国人労働者を受け入れているところなど、多くの施設が独自のノウハウを持っています。

 そして今、施設それぞれにブレイクスルー(行き詰まりの状況を打開すること)が必要な状況です。

 ブレイクスルーに必要なのは、情報収集とオープンマインドです。

 開かれた心で情報を収集し、開かれた心でこだわりを捨てて考えて、行動してみることが重要なのではないでしょうか。

 「これさえやれば問題解決!」というような魔法はありません。

 でも、「こんなことで違うのか」「こういう資料があるとよいのか」という情報はたくさんあります。

 ブレイクスルーのヒントがつかめることを期待しています。

 参加対象者は、各施設の施設長、理事長、部長クラスです。

 置かれた環境も抱える課題が違ったとしても、何かできることが見つかるのではないかという思いで多くの施設が参加します。

 フォーラムではないので一般の聴講者はいません。

 研究会はクローズドで行いますが、若干の余裕がありますので、共感いただける参加希望の方はコメントでその旨をお知らせください。

 追ってお返事いたします。

 現地集合、現地解散です。

 現地への地図等の提供もありません。

 各自で交通、宿泊などを確保してご参加ください。

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 人材確保の取り組みの情報交換会

 1 開催日時 2017年6月24日 (土) 13時00分〜17時00分

 2 開催場所 内田洋行 新川本社 地下1階会議室

          〒104-8282 東京都中央区新川2-4-7

          TEL03-3555-4072(広報部)

          新川本社の地図等のホームページ

      http://www.uchida.co.jp/company/corporate/bases_1.html

 3 参加費 8000円(当日お持ちください)

 4 プログラム 高齢者ケア研究会各施設の人材確保の取り組み

(泉田照雄)

※関連記事

◆人材確保戦略 戦略がある施設とない施設で2極化が進んでいます。来年度の人材採用が終わった法人と採用ゼロの施設があります。


◆上士幌すずらん荘 スタッフ確保のために職員住宅を準備。大好評です。

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