今年度、私が一番好きな写真です。
久々のブログです。
昨年の富良野基礎介護キャンプでは、高齢者ケア研究会の仲間からのたくさんの励ましをいただき、新たな一歩を踏み出すことができたと感謝しています。
あれから1年が経とうとしています。
私にとってこれほど長いと感じた一年はありませんでした。
泉田先生から平成23年度は、「特養のことだけを考えること」という宿題を1年前にいただいていました。
いろんなことがあり、いろいろな思いがある中、今自分がやるべきことだけに集中しようと言い聞かせる毎日でした。
ふりかえってみると、得ることが多く貴重な1年だったと思います。
多くの方の支えと協力、またさくら園のスタッフの努力のおかげで、以下の3つを実現することができました。
さくら園のスタッフのがんばりはすごかったと思います。
① 稼働率トータル98.2%(4月~1月末までの10ヶ月、長期入居者のみ、ショートステイの空床利用等は含まない)
② 退所から入所までの平均日数 2.2日。
③ スタッフの離職者ゼロ。
④ 介護職員の5連休取得(夜勤明け入れず)⇒希望者は全員。
高齢者ケア研究会の仲間の全ての方に 「ありがとうございました![]()
」
もうすぐ平成24年の富良野基礎介護キャンプです。
1年ぶりにみなさんとお会いできるのが楽しみです。
さくら園 副施設長 金谷龍太郎
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◆介護スタッフ全員が5連休を取得!スタッフの喜びの声を紹介します。~北海道鷹栖さつき苑~
2.ベッド(リクライニング式車いす)で食べる場合
いす(車いす)ではなく、ベッド(リクライニング式車いす)で食事をとった方がいいかどうかを考えるのは、つぎのようなときです。
1 体がそることで、頭も一緒にそりかえり、あごを引いた食事姿勢がとれない場合
2 頭を支えることができなくて、支えようとすると首に力が入ってしまう場合
1の場合は、正しい食事姿勢をとるために頭をヘッドレストや背もたれで支えることが必要になります。
頭を支えたあと、頭の下に枕やクッションなどをしいて、あごを引いた食事姿勢になるように調整します。
2の場合は、首に力が入ってしまうと、食べ物をのみこむ筋肉がうまく働きません。
首の力が抜けるように、頭を支えることが必要になります。
3 離床すると本人の状態が悪くなるくらい体力がおちているとき。
上記の3つのことに注意して、椅子(車いす)での食事がいいのか、ベッド(リクライニング式車いす)での食事がいいのかを判断します。
ベッド(リクライニング式車いす)で食事介助をするときの注意点は、次の3つです。
①リクライニングを倒す角度は30度まで。
体の後ろ側へのそりがある人、頭を支えるのが難しい人などの場合、背もたれの角度が高いと、姿勢が安定しないことがあります。
背もたれを倒して姿勢を安定させる場合、背もたれは30度くらいまで倒しても大丈夫なことがあります。
30度が基本ではありませんよ。
80度から30度までの角度のあいだで、本人が最も食べやすい角度を探してください。
②あごをひいた状態にする。角度は指3本くらい。
あごが上がった状態だと、物を飲み込むための筋肉を動かしづらいです。
天井を見てあごをのばした状態でつばを飲み込んでみるとよくわかります。
多くの人がかなり飲み込みづらいはずです。
あごをひいてつばを飲み込んでみると、飲み込みやすいことがわかります。
③麻痺側のほうに枕をあて、健側をやや下にし軽く側臥位をとる。
麻痺がある方の場合、麻痺側の頬に食べ物がたまりやすくなります。
健側を下側にすることで、咀嚼・嚥下をしやすくし、食べ物がたまることを防ぎます。
また、介助者が健側から介助をすることで、入居者の食事への集中力が高まります。
鷹栖さつき苑 尾上健介
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◆座位をとりにくい方の車いすでの座位のとり方 ケース1 その1
◆座位をとりにくい方の車いすでの座位のとり方 ケース1 その2
沖縄の今帰仁城跡(なきじんぐすく)で、夜桜を見ていると、桜の木からカラス大のコウモリがバサバサと飛び立つのが見えました。
桜の木に近づいていくと、枝があちこちでユサユサと揺れています。
目をこらすと、枝にコウモリがしがみついていて、桜の花を食べていました。
何十匹といました。
フルーツだけを食べるフルーツバットで、オリイオオコウモリと言うのだそうです。
枝から飛び立つときに、シャーとおしっこを飛ばし、カメラマン・ヘンミさんの頭にかけていきました。
地元のタクシー運転手の話では、このオシッコは酸性が強いらしく、車の塗装にかかると色が変色してしまうそうです。
翌日、ヘンミさんの髪の毛がだいぶ抜けていました(ウソです)。
(泉田照雄)

『もういちど村上春樹にご用心』 内田樹 アルテスパブリッシング 9
この本の96ページに次のように書いてあります。
《 「地図もガイドラインも革命綱領も『政治的に正しいふるまい方』のマニュアルも何もない状態に放置された状態から、私たちはそれでも『何かよきもの』を達成できるか?」
これが村上文学に伏流する「問い」である。》
この文章を読んだときに、村上春樹の小説を読んでいると、自分自身の生き方を考えてしまう理由がわかりました。
もう一つ、97ページにこんなことが書いてあります。
《 「霊性」というのは、「つながっている感覚」だというのは私の基本的な理解です、
時間的にも空間的にもどこまでも広がっているネットワークの中に自分がいて、自分がいることで「何か」と「何か」がつながっている。自分がいなくなってしまうと、その「つながり」が途絶えてしまうかもしれないから、生きている間にがんばって、その「つながり」を自分抜きでも機能するようにしておく…というのが「霊的成長」ということではないかと思います。
中略
霊的成長というものがあるとしたら、それは「私がいなくても、みんな大丈夫。だって、もう『つないで』おいたから」というかたちをとるんじゃないかと思います。》
この部分を読んだときに、自分が進むべき道の上にかかっていたもやが少し晴れたような気がしました。
とっても勉強になりました。
(泉田照雄)
中央が高橋総合施設長。左はむさし苑の市原くん、右は鈴鳴荘の田辺さん。
全国高齢者ケア研究会には、「TEA CLUB」があります。
会員はわずか6人。
2009年にスタートして、今年で3年目を迎えます。
メンバーは、「現場を離れることが多くなり、入居者との会話も少なくなり、だんだんと偉そうになり、不遜になり、人の話を聞かなくなり、経営の数字のことにはうるさいが、最新のケアのことがまったくわからない最低な」理事長、施設長、現場統括にならないようにと、月に1回くらいは、自らが現場のスタッフとともに入居者とお茶会を開くことを決めた人たちです。
会員の中には、コツコツとお茶会を続ける「優良会員」とお茶会が開けない「不良会員」がいます。
まあ、みなさん忙しいので仕方ありません。
大分県国東市鈴鳴荘の高橋総合施設長がいよいよお茶会をスタートすることになりました。
有田に出かけたときに、「TEA CLUB」用のカップを買い、嬉野のお茶を買ったそうです。
本人曰く「今年はやりますよ〜」。
がんばってくださいね、高橋さん。
(泉田照雄)
屋根より高い♪雪山です
(鷹栖さつき苑駐車場)
2月2日・3日と泉田さんを講師に招いてリーダー勉強会をしました。
特養さつき苑の申し送りを見ていただいて、アドバイスをいただきました。
とても大切なことを学ぶことができたので、まとめてみました。
施設の全体の介護力を上げる方法は2つあります。
1つは『研修』です。
研修には3種類あり、
①介護スタッフ全員対象の「基礎介護研修」
②リーダー以上対象の「介護の知識50の研修」
③外部研修
です。
②の研修は研究会で2月に富良野で開催する、「全国先端ケア研究会」で学ぶことができる「介護の知識50」をもとに、自分たちの施設や事業所で実施します。
もう1つは『ルーティンワークの中でのレベルアップ』です。
ルーティンワークの中でのレベルアップは4つあります。
①申し送り
②ユニット会議(ケースカンファレンス)
③リーダー会議(ユニット会議で解決困難な利用者のケースカンファレンス)
④ダブルチェック
です。
④のダブルチェックで確認し、予防的なケアやリスクを知って対応することで、ケアが後手にならずお年寄りの生活を守っていくことができます。
ルーティンワークの中で、根拠や原理を添えて具体的なケア方法を教え指示することでケアのレベルがあがっていきます。
たとえば、薬が変わったのであれば、なんのための薬でどんな作用があり、副作用は何で、実際にどんなときのどんな症状に気をつけ、どのように対応するかを伝えます。
ケア方法は、20秒以内にまとめて話すことが大切です。
ダラダラと長く話しても、伝わるものではありません。
介護主任や現場統括は、出勤したら引き継ぎ内容を確認し、今日何を指示するかを簡潔にまとめておく必要があります。
指示したケアでお年寄りの状況がよくなった時には、「よかったね。よくやってくれたね。」と一緒に喜び、褒める
と職員のモチベーションはあがり、学ぶ気持ちが高まり、ケアがよくなっていきます。
上司の知識、技術以上にスタッフの能力が伸びることはなかなかありません。
なかでも利用者100人以下の介護現場では、施設長、現場統括責任者の知識量、技術が大切です。
小規模多機能居宅介護、グループホームのような小さな事業所であれば、管理者の知識、技術がすべてを決めてしまうと言っても過言ではありません。
一生懸命勉強し、よいケアを行い、お年寄りの笑顔
をたくさん作っていきましょう![]()
(北海道鷹栖さつき苑 介護部長 谷本政美)
大分県国東市のむさし苑と鈴鳴荘では、大分県しいたけ料理コンテストに出品します。
むさし苑と鈴鳴荘では、これまでにも「きのこプリン」を開発し、販売したりして、地域振興に一役買っていますが、今回はしいたけ料理コンテストへの出品だそうです。
しいたけキムチはかなりおいしかったので、賞をもらえるような気がするんですけど、どうなんでしょうかね?
白菜の代わりにしいたけを使ったキムチです。
大分県はしいたけの産地なんです。
(泉田照雄)
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なかなかの表情です。
沖縄本島から飛行機で30分ほど飛んだところにある久米島には、「久米島ウミガメ館」があります。
ウミガメ館というだけあって、ウミガメしかいません。
あとは貝殻の展示だけというなかなかの水族館ですが、寄ってみるととても楽しいです。
アカウミガメ、アオウミガメ、マイタイ(これはカクテルの名前ですね)、タイマイの区別がわかるような展示になっていますが、このカメはなんだったっけなぁ。
というようなことになっても、カメを見てるとなごみます。
カメの種類はわからなくなってしまいましたが、ウミガメがビニールや釣り針を飲み込んで死んでしまう写真を見ていると、答えは出ないけれど自然と人間の関係について考えてしまいます。
久米島ウミガメ館スタッフ日記はこちらから。カメの種類もこちらで調べてね。
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加計呂麻島( かけろまじま) 日記3 アマミノクロウサギの交通事故死急増!
(泉田照雄)
片栗粉でかためたゼリー。
しんしんと寒さがしみる冬の朝、入居者から、「お茶ゼリーは冷たくて食べたくない」と言われることがあちこちの施設で起きています。
言葉を発することができない人は、体の状態は悪くないのに水分摂取量(せっしゅりょう)が減ることで、 「キンキンと冷えたゼリーなんて冷たくて飲みたくない」という言葉にできない気持ちがわかります。
大分県国東市のむさし苑では、そんな方たちのために、あたたかいお茶ゼリーならぬ「くずゼリー」を提供しています。
本物のくずを使いたいところですが、コストの面から片栗粉です。
それでも、ほっこり、ぽかぽかな飲み物は入居者の方に喜ばれると思います。
のどの奥に残さとして残ったときに体温で溶けないので、誤嚥に注意しながら提供してくださいね。
利用者の気持ちをくみとって、このような工夫をすることは、とても大切ですてきなことだと思います。
ケアの基本です。
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◆とろみのつけ方 その2 トロメイクSPとソフティア2ゲルの使い分け
(泉田照雄)
日本一早いスイカ、今帰仁(なきじん)スイカの試食中。後ろのおじさんがこの人はスイカを片手にニコニコして何をしてるんやろか?と微笑んでいます。ブログ用の写真を撮っていたんですね。
スイカというのは夏に食べるものですが、真冬の1月にスイカを食べました。
世界遺産今帰仁城(なきじんぐすく)で、農協の人が「日本一早いスイカだよ〜。試食してってヨ〜」と宣伝していました。
「なきじんすいか」というんだそうです。
なきじんは「今帰仁」と書きます。
このあたりの地名ですね。
「真冬にスイカ」というミスマッチがなんだかとてもぜいたくな気がして、試食を2ついただいてしまいました。
別に真冬にスイカを食べなくてもいいんですけど、困ったもんですね。
グレードアップケアでは、新人職員の離職を防ぐために、エルダー制をとりいれています。
多くの施設で効果があり、離職率がさがっています。
エルダー制を実施してから、職員が一人も辞めなかった施設もあります。
グレードアップケアに取り組んでいる施設では、そろそろエルダーをするスタッフ向けの勉強会を計画・実施する時期です。
今年もエルダーを誰にするかで、現場統括責任者は頭を悩ませているのではないでしょうか?
僕も各地の研究会で、「エルダーになる人は、どのような人、どのくらいの勤務年数の人がいいのか?」という質問をよくされます。
僕は、エルダーを誰にするかという基準は、「人柄が第一」だと思っています。
まじめな人、コツコツ努力する人、人のために仕事ができる人、いろいろなとらえ方があると思いますが、器用でずるがしこい考え方をするような人はエルダーには向きません。
人柄のよさが、選択基準の第一です。
勤続年数は3年以上と言いたいところですが、施設によっては、勤続3年以上の人がほとんどいないとか、勤続3年以上の人に人柄がいい人がいない(困ったことですが実際にあるんですね)、なんてことがあるので、その場合は、勤続2年以上のスタッフから選びます。
エルダーは新人に「介護の知識や技術」を教える人であるとともに、「仕事への取り組み方」を教える人でもあります。
「だいたいでいいんだよ」とか「一生懸命やっても、疲れるだけだよ」とか「まじめにやっても評価されないよ」とか言うことをエルダーが新人に教えたとしたら、新人の仕事への取り組み方は間違ったものになってしまいます。
仕事への取り組み方は、人生を左右する重要なことです。
「エルダーは人柄が第一」と僕が考えているのは、「仕事への取り組み方」を学ぶことが新人にとってとても大切だと思っているからです。
「エルダー制度を始める事業所のみなさんに…」の記事を読んでいただくとわかりますが、「エルダー制の実施にあたっては、OJTチェック表よりも面談を重視して欲しい」、「極論すれば、OJTチェック表は使用しなくてもかまわない」と僕が言っているのは、新人スタッフの未来のために、「仕事への取り組み方」をきちんと教えて欲しいと思っているからです。
新人を大切に育てるということは、仕事の技術を習得してもらうことでもありますが、仕事への取り組み方を通して人生への向き合い方も習得してもらうことでもあるのです。
(泉田照雄)
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◆エルダー制度を始める事業所のみなさんに 大事な注意点 必ず読んでくださいね その1
今年の新年会、舞台裏のショットです。
左から、レディー・ガガさん、AKB48のお二人、たのしんごさん、ふくくん、まなちゃん・・のそっくりさんです。
さつき苑スタッフは、何事にも全力投球です。
介護の知識50 その20『食事姿勢の基本』
正しい食事姿勢で食べることは誤嚥予防の第一歩です。
また、きちんとした食事姿勢がとれるようにケアをすれば、それまでよりも食事の摂取量が増えることがあります。
今回は椅子で食事をするときの、正しい姿勢のポイントについてふれたいと思います。
1.テーブルと椅子で食べる場合
①かかとをつける
足をしっかりと床につけることで、覚醒を促します。
また、かかとが床についていないと、食べ物をかむ力が弱くなります。
食べ物をしっかりとかんでもらうためにも、床にかかとがついていることは大切です。
②椅子の高さは38センチ以下
座ったときにかかとが床につくためには、椅子の高さが最も大切です。
私たちが使う一般的な椅子の高さは、だいたい42センチから50センチです。
市販されている介護用の椅子は41センチくらいのものが多いです。
「介護の知識50」では、北海道美瑛慈光園の実践をもとに、椅子の高さを38センチ以下を目安にしています。
特別養護老人ホームに入居している方が女性が多いこと、また、今、特別養護老人ホームに入居している女性たちは身長が低いことなどを考えると、41センチでは高いということがわかりました。
あくまでも目安ですので、身長の高い人を無理に38センチの椅子に座らせないでくださいね。
③ほんのわずかに前傾姿勢をとる
気道は食道の手前側にあり、前傾姿勢をとることで、気道をふさぎ、食べ物を食道へ入りやすくするという面もありますが、前傾姿勢をとることで、食べ物を自分で口に運びやすくなるという点が大切です。
これはやってみるとよくわかります。
背もたれに体をもたせかけた状態では、食べ物を口に運びづらいです。
④テーブルの高さは55センチ〜65センチ
椅子と同様にテーブルの高さも一般的なものより低くした方が、食事がしやすいです。
座ったときに、机の上に置いた前腕が自由に前後に動かせる高さがいいですね。
机の高さはおへそのあたりと覚えておくといいでしょう。
私たちが使っている机は、高さが70センチから75センチのものが多いです。
特別養護老人ホームの入居者用の机の高さは、「介護の知識50」では、美瑛慈光園の実践をもとに、55センチ〜65センチをひとつの目安としています。
これもあくまでも目安ですからね。
次回は「食事姿勢の基本」その2として、ベッドやリクライニング型車いすでの食事姿勢の基本をお話しします。
鷹栖さつき苑 尾上 健介
(介護の知識50 その11より)
※引用参考文献 『新しい介護』大田仁史・三好春樹監修 (講談社)
『口から食べる嚥下障害Q&A』藤島一郎著(中央法規)「
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